バランス感覚の妙
電車でみかけたおばちゃん(40代半ば?)
『スレンダー』 というよりは 『しぼんだ感じ』 な全体の風貌に
思わず目を見張るほどのロケットバスト。

 でもさ  ソレさ   位置高すぎじゃね?

 あの位置にあるのは 本物じゃ ないよな…

ばっちり濃いめのメイクした意志の強そうなおばちゃんだったけど
何を間違っちゃったんでしょうか。


巷でよく聞く『スレンダーな巨乳』なる萌要素カテゴリの存在。

  巨乳=乳房が発達している=胸部に脂肪が豊富

であるのだから、体の他の部分にも脂肪が豊富である方が自然であり
巨乳とは豊満な体の方が組合せとして自然である。
スレンダーであれば、胸もスレンダーであるのが自然である。
よって、『スレンダーな巨乳』は、アンバランスである。

しかし冒頭のおばちゃんの場合とは違って、このアンバランスは違和感を感じさせることなく人心惹きつけに成功している。
なぜか。


通常、アンバランスな状態は精神的に緊張を強いるため好まれることはないのが普通である。
古来、様々な場面で いかに安定を得るか に心を砕く試みがなされてきている。
住居や都市、芸術、社会構造などのあらゆるものが該当する。

逆に、意図的に安定を乱すものは『前衛芸術』などと呼ばれひとつの芸術を形成してはいる。
しかしこれは、人間の生活の主要部分を占めることは決してないし
人間の生活の多くの部分が希望通りの安定を得られるようになってきてから初めて誕生した革命的新興勢力であり安定状態があってこその産物である。
安定状態が好ましいものであるという一般認識を踏まえた上であえてその安定を壊すことで元の安定の素晴らしさを見せ付ける
いわば引き立て役である。

愛されるアンバランスは引き立て役である。
これを先の『スレンダーな巨乳』に適用してみる。

『豊満な体の巨乳』が好ましいものであるという一般認識を踏まえた上であえて体を痩せた状態にすることで、『豊満な体の巨乳』の素晴らしさを見せ付ける

『スレンダーな貧乳』が好ましいものであるという一般認識を踏まえた上であえて巨乳をすえることで、『スレンダーな貧乳』の素晴らしさを見せ付ける


例によってネタの落としどころが見つからなくなってきました。
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by tasktask | 2005-04-23 22:45
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